英会話教室のホームページ制作

グローバル化が提唱されて久しくなりましたが、日本における英語教育はまだ発展途上にあります。
圧倒的に不足しているのは、英語を使ったコミュニケーションの場です。
活用の場を提供する英会話教室は、今後さらに需要を獲得するでしょう。
現在の状況をマーケティングし、時代に合わせたHPをご提案します。

1.英会話教室業界の動向

2010年から増加傾向

英会話教室の売上高の推移

特定サービス産業動態統計調査によると、2007〜2009年に業界規模が縮小していますが、 2010年から増加傾向にあり毎年前年比を上回る成長を続けています。 初等教育の重要性を政府が閣議決定した流れもあり、今後も緩やかに増加していくものと思われます。

しかしながら競争激化は必然

一般家庭における語学など教育にかける月謝類の推移

順調に成長している英会話教室などの外国語教室ですが、児童数の減少+新規参入者増の流れから、競争は激化していくものと思われます。 またグラフにあるように、一般家計の教育関係の月謝支出は減少傾向にあることから、単価的な要素も影響してくると推測されます。

保護者は子どもに英語コミュニケーションを身につけてもらいたい

ベネッセなどの調査によると、小中学校においては読み書きなどの教育がまだ主流であり、それに対して保護者は不満を持っている事が伺えます。 その不足を補うために英会話教室に通わせ、英語によるコミュニケーション能力を身に付けてもらうことを望んでいるようです。

検索キーワード候補から見る需要

英会話教室のホームページを訪れるユーザーはどんな情報を探しているのでしょうか? 検索キーワード候補から、ユーザーの求める潜在的な需要を掘り起こしてみましょう。 【Googleサジェストから取得分析】

検索キーワード候補数 英会話教室を絡めたキーワード数は3,009個以上。ボリュームとしては小規模部類に入ります。
英会話教室+地名 やはり圧倒的に多いのが地名との組合せで、通学可能地域の英会話教室を探している姿が伺えます。
英会話教室+安い 地域名との組合せをさらに掘り下げると、「安い」というキーワードが多くあり、お客様は価格を重要なポイントとして意識していると推測されます。
英会話教室+授業形態 数は少ないですが、グループレッスン、マンツーマンなど授業形態を重視して探す方もおられるようです。

英会話教室をネットで検索される方は、ほとんどが地域名での検索ですが、 その地域名も価格との組合せが多く、レッスンを受ける前のお客様にとっては授業内容よりも、 まず月謝価格などが判断基準になっていることが伺えます。

2.英会話教室のHP制作方針

まず教室の授業サービスを整理する

まず教室で提供できるサービスを整理し、ユーザーに分かりやすく、そして運営者には効率的になるようにまとめると良いでしょう。 それによって何をアピールするかを明確にし、HP内で作るページを計画していきます。

料金などは分かりやすく提示する

キーワード候補でも価格は、最初の比較対象となることが確認できましたので、 提供サービスごとの価格、教材などの費用も分かりやすく説明すると良いでしょう。

個人・法人対応なども明記する

昨今の英語需要は子供だけでなく、大人にも必要性を迫るものがあります。 検索キーワードには「法人契約」など会社が従業員向けに提供する教育プログラムの一つとしているだろうと推測できるものもあります。 法人からの契約が受けられれば教室運営は安定しやすいと思いますので、こういったこともしっかりHPでアピールすると良いでしょう。

インターネットの普及によりお客様の根底には比較意識が強く根付き始めています。 もちろん内容が最も重要ですが、比較対象として検討して頂くためにも、難しさを感じさせないHP作りが大切です。

3.英会話教室のHPコンテンツ

ここまでを踏まえて、英会話教室のホームページに必要なコンテンツをピックアップしてご提案致します。

初めての方へ

初めて利用される方向けのガイダンスをまとめたカテゴリーになります。 入会方法や体験入学などの有無も伝えると良いでしょう。

教室の種類

提供するサービスを料金を添えて紹介するコンテンツです。

講師紹介

コミュニケーションを目的として通わせる保護者が多い中、その相手となる講師の紹介はとても大切です。 ある程度フレンドリーに親しみを感じてもらえるように紹介していきましょう。

お客様の声

過去に利用いただいたお客様の感想を掲載するコンテンツです。 第三者の意見は初めての方にとって、最終決定にも影響を与えますのでぜひ掲載しましょう。

英語ブログ

講師の方に日常の出来事を英語で綴ってもらい、それに対して生徒も英語でコメントする、といった流れのコンテンツです。 会話も重要ですが、実社会で圧倒的に多いのはメールなどでの文章コミュニケーションです。 これ自体を教育プログラムの一つに組み入れて提供しても良いと思います。

その他

その他には、一般的なお知らせ、会社案内、お問い合わせフォーム、サイトマップ、個人情報保護方針などを掲載すると良いでしょう。

株式会社SOYAGIMIは、英会話教室専門ではありませんが、ホームページ制作におけるプロフェッショナルとして、 まず業界のマーケティングとユーザー動向を把握し、時代性を考慮しながら制作の土台となる方針を決めています。 これは格安プランにおいても同様です。 ホームページ制作をご検討されているお客様と、ご一緒できる機会を心よりお待ち申し上げております。